化粧水および乳液を使うときの順番を知りたい!と考えている人は結構多いと思います。
お肌をいたわるスキンケアの基本中の基本である化粧水と乳液のふたつ。正しい使い方をよく知らない方も多いんじゃないでしょうか?ちゃんとできていますか?毎日のスキンケアの効果をより高め、最大化するためにも正しい順番で使うことがとても大切です。「化粧水が先」というふうに昔お母さんから聞いたことがありますが、先につける先行乳液とよばれるものもありちょっとわかりづらいですよね。結局どっちを先につけたらよいの?!と迷ってしまいます。
今日はそのような化粧水と乳液をつける順番にお悩みについてまとめて順番や役割について紹介/ 説明していきますね。
化粧水の中には、お肌の角質層という部分に水分を与えることで、お肌をやわらげ、表面をスムーズにする役割があるといわれています。
化粧水は水という名前通り主に水溶性の成分が多く含まれています。ですが、単に水を与えただけでは肌から水分が蒸発しやすいですよね。お風呂上り何もつけないとかさつくのと同じ原理です。なので水分ができるだけ長い間肌にとどまるよういろいろな保湿成分が中に配合されているものが多いです。
そのうえ、中には化粧水でもさながら美容液のように美白(*1)、エイジングケア(*2)などの追加付随効果が期待できる美容成分が配合されたものも増えてきています。私たちが目的や種類によって化粧品を選ぶことができるようになっています。すばらしい!!
*1 メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐこと
*2 年齢に応じたうるおいのお手入れのこと
化粧水と乳液をお肌につける順番は、「先行乳液」と言われるものを使う場合を除き、化粧水→乳液が正しい順番です。お肌のスキンケアをするときに覚えておきたいのは含まれている水分量が多いものを先に、そして同じく油分が多いものはあとにつけるのが一般的です。他のものにも通用しますので覚えておきましょう♡
含まれている水分量が多いものはサラサラシャバシャバした普通の水のような手触りです(テクスチャーともいいます)。一方油分が多いものはネットリこってりとした重めの手触りになります。どちらかというとクリームのような感触に近いかもしれません。
一言で乳液と言っても、化粧水や美容液の後に使用する一般的な「乳液」と、化粧水の前に使用する「先行乳液」の2種類があります。
① 一般的な乳液の役割
一般的な乳液は、お肌に水分と油分をバランスよく与えて、保ちやすくする役割があると言われています。
なかみは肌にうるおいを与える水溶性の成分と、与えたうるおいを肌に保持、キープさせる油、つまり油溶性成分がベストな割合で配合されていると言われており、肌に水分を与えながら油分で肌の乾燥(水分が蒸発すること)を防ぐことが期待できます。
ちょうど化粧水とクリームの中間といえるアイテムでしょう。
ジェルとクリームでは、ジェルの方が水分量が多いと言われていますね。手触り(テクスチャー)を実際にご自分の手で比べてみて判断するとわかりやすいです。
化粧水と乳液を正しく使って、ひとそれぞれ自分の肌にマッチしたアイテムを選ぶことで、今までより美しい肌を手に入れられるでしょう♡